オープンソース:Apache Kafka

オープンソフト製品

Apache Kafka(以降、Kafka)はスケーラビリティに優れた分散メッセージキューです。メッセージキューとは、システム間のデータの受け渡しを仲介し、データを一時的に保持(キューイング)するミドルウェアです。メッセージキューを導入することには、以下のような利点があります。

  • メッセージキューを介してシステム間の通信を行うことで、システム間の接続経路を簡略化し、システムを疎結合に保つ
  • システム間の通信を非同期化することで、データ流量の急激な増加によるシステムの負荷上昇を抑制する

Kafkaは処理性能を重視したメッセージキューであり、複数台のマシンでクラスタを構成して分散処理を行うことで、高いスループットを発揮します。後からクラスタにマシンを追加することで、処理性能とデータ保持容量をスケールアウトすることもできます。また、Kafkaはクラスタ内でデータを複製するため、一部のマシンに障害が発生してもデータを失うことなく処理を継続できます。

Apache Kafkaの概要とアーキテクチャ - Qiita
初版: 2018/9/28著者: 伊藤 雅博, 株式会社日立製作所はじめにこの投稿ではオープンソースカンファレンス2017.Enterpriseで発表した「めざせ!Kafkaマスター ~Apa…

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